M氏の英語倶楽部

英語学習の記事メインの雑多blog。最近はTOEIC・オンライン英会話について書くこと多し。自作イラストなども(まれに)UP。イラストは無断利用なしでよろしく(^^)

【暗くて怖い?】Oh Ana Mother Mother和訳をわかりやすく【Ante Upの意味も解説】

みなさんこんにちは。Mです( ^ω^)
久々の更新すまそ(;´・ω・)

今回は英語の歌詞の和訳・歌詞解説となります♪
おめでたいシーズンですが、ちょっと陰気な感じの曲調が癖になるOh Ana/Mother Motherの和訳です。

歌詞(意訳です!)

I'll be God
神になる
I'll be God
神になる
I'll be God
神になる
I'll be God, today
今日こそ神になる
Hold my head under the bath and breathe away
頭までバスタブに潜って息もしないで
Slit my wrists and watch that blood evaporate
手首を切って血が抜けていくのを眺めるんだ

Being this Godly can't be good for Ana's safety, Ana hear me
でも、こんなのAnaのためにならないのに
I'll play God
神を演じる
I'll play God
神を演じる
I'll play God
神を演じる
I'll play God, today
今日こそ神になる
Ante up and play that God a poker game
神とポーカーゲームをするんだ
Walk away with all our little God's spare change
残った金とともに消えてやるさ

Playing this God it can't be good for Ana's safety, Ana hear me
神を演じてもAnaは良くならない、だけど聞いてくれよ
Oh, Ana, I'll be with you still
それでもこの先Anaとともに過ごすだろう
You are the angel that I couldn't kill
僕が殺せなかった天使だから

I'll fake God
神を欺く
I'll fake God
神を欺く
I'll fake God
神を欺く
I'll fake God today
神のふりをする
Hop up on a cloud and watch the world decay
雲の上に乗って、腐敗する世界を眺める
Ana on my shoulders and we'll laugh away
Anaと二人でそんな世界を笑い飛ばすだろう
Faking this God it can't be good for Ana's safety
だけど神を欺くなんて本当は許されないことなんだ
Ana hear me, Ana baby, I'm not crazy
Ana、僕はおかしくなんてない
Oh Ana, oh Ana, oh Ana
ああ、Ana
I'll be with you still
ずっと離れられない
You are the angel that I couldn't kill
でも君は天使だから殺せない
Kill, kill, kill, kill
早く僕を殺してくれ

Oh Ana, I'll be with you still
Ana、これからも一緒だよ
You are the angel that I couldn't kill
僕が殺せなかった唯一の天使
Ana, I'll be with you still
Anaから離れられない
You are the angel that
Anaは僕の天使だから
I couldn't kill
殺したくても
I couldn't kill
殺せなかったんだ
I couldn't kill
殺してしまえばいいとも思ったけれど
I couldn't kill
殺せなかった
No, I couldn't kill
殺せない
No, I couldn't kill
殺せない
No, I couldn't kill, Ana
Ana無しでは生きていけない
Oh, Ana
これからも

Ante Upの意味(文法・単語)

ほとんど中学程度の英語と繰り返しで構成されています。
Ante Up はあまり聞きなれないと思うので、メモ。
Ante Upはこちらの歌詞にも登場した通り、カードゲームにおける金額の支払いの意味で使われます。スラングとしても同じ意味で使用されますが、この場合、誰かに勝負を挑むニュアンスが強いです。

【Oh Ana歌詞】の解釈

Oh AnaはMother Motherの曲の中でも様々な解釈ができる曲として物議を醸しています。
調べた限り

  1. 破滅的な恋愛
  2. アニメにインスパイアされた曲
  3. 拒食症のメタファー

この3つのうちどれかと結論付けられることが多いようです。
まず、恋愛の歌としても違和感なく聞けますよね。
Anaは女性の名前で、この歌詞の一人称はAna共依存の関係にあり、心中や自〇を匂わせていると解釈することもできます。
次にアニメですが、これは当てはめようとすればいくらでもできる(;´・ω・)2000年代の深夜アニメとか詳しい方はいろいろ面白い解釈ができるかもしれません。個人的には「神になる」とか「ゲーム」とかいうデスノート臭のする単語に反応してしまった。
最後になかなかヘビーな解釈ですが"Ana"は拒食症のメタファーというのはなかなか濃厚な説だそうです。
その根拠としてAnaという単語そのものが時にAnorexia(拒食症)として使用されているためです。
2014年ごろにはTUMBLR(海外SNS)で痩せすぎの美が流行りpro-anaという単語も作られていますが、この曲はそれ以前のものなので割愛します。

さらにこのMother MotherというバンドはFat Kidsという曲も作っていることからこの拒食症説は有力だと言われています。

個人的には歌詞中のAna's safetyがAna save meに聞こえることが気になりました。
Ana save meだと三単現のsがないので一見おかしいのですが、文頭のMayを省略した形であると考えるとおかしくはありません。まあ今はその用法は慣用句以外ではあまり使用されませんが。
こじつけかもしれませんがこの歌は流れるような言葉遊びが特徴的なことと、海外の人もsave meに聞こえるようなのでこのように考えました。

まとめ

解釈は色々ですがなかなか暗い曲であることは変わらないと思います。個人的には錯乱した主人公にもうひとりの人格が生まれてしまって、自滅的な行動に出ているような感じがしっくりきます。